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茂住菁邨さん嬉し涙で感謝「言霊の響」盛況のうちに閉幕

印刷用ページを表示する掲載日:2022年8月25日更新

8月21日(日曜日) 飛騨市美術館

 

「44日間とにかく多くの人と話をしようという思いで向かった」。
「令和」の揮毫で知られる書家 茂住菁邨さん(本名:茂住修身。古川町出身)の書展「言霊の響」が幕を閉じました。7月2日の開幕から44日間の会期中に約4千人が来場しました。

茂住さんは大臣の辞令などを揮毫する内閣府辞令専門職を昨春退官し、今年2月から仏パリ、東京銀座、高山、そして今回、故郷飛騨市での書展の開催となりました。

展示内容は茂住さんの書家としての足跡を振り返るもので、書作品82点の他、大臣の辞令の複製や愛用した筆や硯、師である青山杉雨氏の作品紹介など盛りだくさんの内容が展示されました。
また、会期中は「令和」揮毫の裏側や書の楽しみ方を聴ける茂住さんの講演会やギャラリートークを始め、茂住さんと来場者、子どもたちが書を一緒に楽しんだり、学んだりできる様々な交流イベントも開催されました。

最終日のこの日は、茂住さんと一緒に字を書いて記念撮影するイベントが開催され、多くの人が色紙を持って並びました。古川町の谷口博亮さんは「先日産まれた子の名前“瑛茉”を茂住さんと一緒に書いた。帰って妻に伝えたい」と喜んでいました。

定刻の午後5時に閉幕を迎え、飛騨市美術館大上雅人館長は「当館で最長クラスの展示。茂住先生には頻繁に来館いただき、予定以上のイベントも実施していただいた。当館は9月から平成18年オープン以来の大改修が始まり半年間休館となる。いわば飛騨市美術館第一部の歴史の幕を閉じる最後の展示が、茂住先生の書展で本当に良かった。この企画展にかかわったすべての方に感謝を言いたい。」と話していました。

そして、茂住さんは「言葉が出てこない。今日の最終日、展示室に入った時に作品にありがとうと頭を下げた。よくこれだけの作品が集まった。44日間、空き時間は無いように、とにかく多くの人と話をしようという思いで向かった。人と話すことで、喜びというか、自分が生かされていることをつくづく感じた。飛騨の地で最終日を迎え、これだけ多くの人に見てもらえ、支えていただき、嬉し涙で本当感謝しかない。」と話していました。

 

「言霊の響」閉幕の様子(1)

「言霊の響」閉幕の様子(1)

 

「言霊の響」閉幕の様子(2)

「言霊の響」閉幕の様子(2)

 

「言霊の響」閉幕の様子(3)

「言霊の響」閉幕の様子(3)

 

「言霊の響」閉幕の様子(4)

「言霊の響」閉幕の様子(4)

 

「言霊の響」閉幕の様子(5)

「言霊の響」閉幕の様子(5)

 

「言霊の響」閉幕の様子(6)

「言霊の響」閉幕の様子(6)

 

「言霊の響」閉幕の様子(7)

「言霊の響」閉幕の様子(7)

 

「言霊の響」閉幕の様子(8)

「言霊の響」閉幕の様子(8)

 

「言霊の響」閉幕の様子(9)

「言霊の響」閉幕の様子(9)

 

「言霊の響」閉幕の様子(10)

「言霊の響」閉幕の様子(10)