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トマトの収穫やピザ作り、畑探索を楽しみました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月6日更新

8月21日(日曜日)河合町稲越・井関農園

 

小学生とその保護者らを対象に、自然にふれながら旬の野菜を畑で収穫して味わってもらう体験イベント「畑でクッキング 2022」が、河合町稲越の井関農園で開かれました。

子どもらに、食材を畑で収穫してから調理して食べるまでの「食」に関する一連の過程を体感してもらったり、環境負荷を軽減するなどのこだわりを持った農家の取り組みを広く知ってもらおうと、令和元年度から行われている催し。今年は、循環型の暮らしや、不耕起・無農薬・無化学肥料の自然栽培で野菜づくりに取り組んでいる井関貴文さんが営んでいる井関農園で初めて開催しました。

当日は、市内や高山市などから親子連れ8組25人が参加。井関さんの畑でミニトマトや大玉トマトを収穫し、その場で味わいました。また、全粒粉で作ったピザ生地を子どもらが直径20センチほどの円型に引き伸ばし、チーズやナス、ズッキーニなどをトッピングして焼いたピザを味わいました。

井関さんの案内で、草生栽培をしている畑も見学。普段はあまり見ることのないトウ立ちしたレタスや、生きている虫を観察したりしながら、感じたことや気づいたことなどをメモしました。井関さんは、落ちたトマトを示し、「健康な野菜は、落ちて放っておかれても腐るんじゃなくて、こうやってしぼんで干からびていくんだよ」「あえて畝を曲げているのは、水の流れや日当たりを計算しているんだよ」などと説明。人と自然が共存する持続的な暮らしをめざす「パーマカルチャー」について紹介しながら、「今日は、地球を大切にするということだけ覚えていってね」と呼びかけました。

高山市から参加した伊藤雅美さんは「トマト畑で採って回るのが楽しかったです。草が生えているのに美味しいトマトが採れたり、無農薬でできるのがすごいと思いました。子どもの夏休みの良い経験になれば」、娘の菜穂さんは「ピザ作りが楽しかった。ソースがいろんな種類があって美味しかったです」と感想を話しました。

井関さんは「トマトもいろんな色や大きさ、味があるんだと体感してもらえたら。社会やコミュニティの中でも、それぞれに役割があって、そこにいることで価値があるんだよ、と伝えられたら」などと話していました。

イベントの様子(1)

イベントの様子

イベントの様子(2)

イベントの様子

イベントの様子(3)

イベントの様子

イベントの様子(4)

イベントの様子

 

イベントの様子(5)

イベントの様子

イベントの様子(6)

イベントの様子

イベントの様子(7)

イベントの様子

イベントの様子(8)

イベントの様子