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自然素材でオリジナルの箸や、シラカバの木の飾り物を作りました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年8月19日更新

8月18日(木曜日)古川郷土民芸会館
 
8月の飛騨市公民館講座の一つ、「マイはし&木のプレートを作ろう」が、古川郷土民芸会館と神岡町公民館で行われました。
 
公民館講座は、生活に密着した身近な物事をテーマに、生涯学習の一環として市民の皆さんに幅広く学んでいただくものです。今回は小中学生を対象に、サクラの木を使ったオリジナルの箸や、シラカバの木を土台に自然素材で作った飾り物を作る講座で、両会場合わせて計15人の市内の小学生が参加しました。

最初に、古川町で家具工房「くくのち」を主宰する木工作家の岩塚泰男さんが指導にあたり、地元産のサクラの木材で長さ23センチほどの箸や、箸置き作りに挑戦しました。岩塚さんから「最初は目が粗い紙やすりで角を落として」「物をつまみにくくなるので、箸の先端はとがらせないで」などのアドバイスを受けながら、子どもたちは箸が手になじむよう、紙やすりで削る作業に没頭していました。目の細かな紙やすりで表面を滑らかにした後は、焼きペンで自分の名前や星などの文様を描き、水分をはじくための蜜ろうを塗って完成させました。

講師の岩塚さんは、公民館講座で子どもらに木工を教えるようになって今年で3年目。「子どもたちには木に親しんでもらい、将来、木の香りに誘われるように故郷へ帰ってきてほしいですね」と目を細めていました。

後半は、古川町でかご編み教室を開いている松井きみ子さんが、自然素材で作った人形などをあしらった飾りで、置物や壁飾りとして使う「プレート」作りを指導しました。マツボックリを胴体に見立て、小さく丸めた地元産の綿にドングリの帽子をかぶせた頭部を付けたり、足に見立てたトウガラシを付けたりして、高さ6~10センチほどの人形などを制作。倒木から切り出した長さ30センチ、幅10センチ、高さ2センチほどのシラカバの木材を土台に、木工用ボンドやグルーガンで人形やスギ玉、クルミの実などを固定して完成させました。

参加した古川小学校3年の中村蒼人さんは「工作が好きで、家でもたまにやっています。今日の工作は難しくなかった。いろんな物を自分で考えて作るのが楽しかったです」と話していました。

講座の様子(1)

講座の様子(1)

 

講座の様子(2)

講座の様子(2)

 

講座の様子(3)

講座の様子(3)

 

講座の様子(4)

講座の様子(4)

 

講座の様子(5)

講座の様子(5)

 

講座の様子(6)

講座の様子(6)

 

講座の様子(7)

講座の様子(7)

 

講座の様子(8)

講座の様子(8)

 

講座の様子(9)

講座の様子(9)

 

講座の様子(10)

講座の様子(10)