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強みや特長を生かし、ブランド力のある商品づくりを目指します

印刷用ページを表示する掲載日:2022年7月25日更新

​7月22日(金曜日) 市役所

 

今年度の「モノづくり事業者育成プロジェクト」のキックオフ会が市役所で行われました。

このプロジェクトは、伝統工芸品や加工食品、地酒など「モノづくり」に取り組んでいる市内の意欲的な事業者を対象に、経営力やマーケティング力の向上を市が後押しし、そこから生まれた商品の魅力を発信することで飛騨市ブランドの確立をめざすもので、今年度で4年目の取り組み。事業者それぞれが製造・販売している商品のブラッシュアップや新商品の開発などを通じ、付加価値をあげたり適正な値付けができるよう、専門家が定期的に訪問してアドバイスを行ったり、首都圏での実証販売などを実施していきます。

今年度は20社からの申し込みがあり、第1回目となった初日には12社が参加しました。事業の概要説明や、昨年度実施した取り組みの報告があった後、講師であるメイドインジャパンプロジェクト株式会社の赤瀬浩成代表取締役が、事業の趣旨や取り組みの成果、近年の市場の動向などについて紹介しました。

赤瀬さんは「薄利多売では、どこで売っても利益があがらない状況になっている」「地方にはチャンスがあるのに、その価値に気づいていないと、思い切った値段を付けられない」「東京やインターネットで、強みや特長をきちんと伝えてブランディングを図っていかないと、商品価値を上げるのは難しい」などと指摘。「自分らしいものや、自分が作りたいと思えるものを作ると、値段は高くなるが、それが売れる時代」「飛騨ならではの商品を全国に販売できるようにしていきたい」などと強調しました。

今年初めて参加した河合町の林志保さんは「地元に良い物はいっぱいあるので、どう商品化するかを考えていきたい。まずはパッケージについて学んで、それなりの価値を付け、お客様にも満足していただける物にしていきたい」と意気込みを話しました。

 

キックオフ会の様子(1)

キックオフ会の様子(1)

 

キックオフ会の様子(2)

キックオフ会の様子(2)

 

キックオフ会の様子(3)

キックオフ会の様子(3)

 

キックオフ会の様子(4)

キックオフ会の様子(4)