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赤ちゃんとママ、パパのための防災講座が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年7月15日更新

​​7月15日(金曜日) 古川町保健センター

1歳未満の子をもつ市内在住の家庭や妊婦さんのいる家庭を対象にした「赤ちゃんとママ、パパのための防災講座」が古川町保健センターで行われました。

防災士の資格を持つ助産師や看護師の皆さんなどと市が連携し、有事に備えた知識を広めていこうと企画した催し。コロナ禍の2年前にインターネットを通じて第1回目を開催しましたが、第2回目の今回は対面での開催が実現しました。

この日は、アウトドア防災ガイドとして多方面で活躍している、あんどうりすさんを招き、「毎日の暮らしになじむ ゆるっとアウトドア防災で子育ても楽に!」をテーマに、幼い子と家族を守るための暮らしの知恵などを学ぶ講座で、当日は親子11組が参加しました。

あんどうさんは、災害時に暮らしを守る対処法にはアウトドアの知識やグッズが役に立つと説明し、普段からの情報収集や備蓄、危険回避の方法などをアドバイスしました。

災害時の熱中症対策として気化熱や融解熱を利用する方法を紹介し、濡らしたタオルなどを使って時間をかけて冷やす方法は有効だが、アルコール類などで一時的に冷やすだけのグッズはあまり役立たないなどと強調しました。また、雪山など厳寒地での遭難や豪雨災害などで、もっとも怖いのは、体が濡れて低体温症に陥ることと説明。濡れたり蒸れたりしない工夫や対処法、具体的なアウトドアグッズの利用法などを紹介しました。

また、平時にハザードマップを確認することの大切さを示したうえで、具体的な見方なども紹介。自分が住んでいる家周辺の予想される浸水深の高さや浸水が継続する時間などをチェックして、自分と家族が避難する具体的なタイミングをあらかじめ決めておくことや、備蓄品の具体的な必要量を計算して用意しておくことが重要などと解説しました。

高い所へ脱出する際に有効な手のあげ方や、携帯トイレにコーヒーを入れて実際に使ってみる実験など実践的な学びもあり、参加者はメモを取ったりしながら熱心に耳を傾けていました。

9カ月の娘の杏依ちゃんと一緒に参加した古川町の室屋佳夕さんは「初めての子どもで、これまで子どもを抱えての防災を学んだことがなく、想像もつかず、対策も考えていませんでした。話を聞いて実際に使える物なども分かり、すごく勉強になりました。紹介されたグッズやスマホアプリとかを暮らしに取り入れていきたい」と感想を話していました。

講座の様子(1)

講座の様子

講座の様子(2)

講座の様子

講座の様子(3)

講座の様子

講座の様子(4)

講座の様子

講座の様子(5)

講座の様子

講座の様子(6)

講座の様子

講座の様子(7)

講座の様子