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「茂住菁邨書展~言霊の響」が7月2日から始まります!

印刷用ページを表示する掲載日:2022年7月1日更新

​7月1日(金曜日) 飛騨市美術館

「茂住菁邨書展~言霊の響」が7月2日から飛騨市美術館で開催されます。

新元号「令和」を揮ごうして脚光を浴びた古川町出身の書家・茂住菁邨さん(本名は修身)の書展内覧会が1日に行われ、報道関係者らに公開されました。茂住さんは昨年、約40年にわたって勤めた内閣府を退職しましたが、今回の書展はひとつの区切りとして開かれたものでフランス・パリを始め東京・銀座、高山市、そして最後に古川を訪れ故郷へ錦を飾りました。

本展は茂住さんの足跡である数々の偉業を展示したものです。テーマに「言霊の響」とありますが、茂住さんは「言霊という書の持つ力を多くの人に届け、響かせることができたら何よりの幸せです」と話されています。茂住さんは師の青山杉雨(文化勲章受章)が説いた「篆(てん)書には漢字の成り立ちの面白さに加え、精霊が宿る」という教えを胸に刻み続け、40年以上にわたり篆書を中心に書家の道を歩んできましたが、現在もなお日展会友を始め、読売書法会の理事と審査員、謙信書道会常任理事、大正大学客員教授などを務められています。

展示した書作品は82点で、中には甲骨文で表現された大作「四神」や「千秋萬才」などと書かれた縁起物の「扇面」もあります。内閣府では平成17年から辞令専門官として内閣総理大臣や国務大臣などの辞令を揮ごうされましたが、本展ではその複製も展示しています。また、愛用した筆や「澄泥硯(ちょうでいけん)」という中国の貴重な硯(すずり)、印材、さまざまな書をデザインしたグッズなどの特別陳列もあります。館内では「パリの展示と活動の紹介」などのビデオを常時上映し、7月17日(日曜日)13時からは「『令和』揮毫の裏側、書の楽しみ方」と題した講演会が予定されています。

開催にあたり、茂住さんは「さまざまな作品を並べることで書や漢字が持つすばらしさ、奥深さを身近に感じていただけるのではないでしょうか」と話されました。

この書展は8月21日(日曜日)まで開催。時間は9時~17時(入館は閉館30分前まで)で月曜日休館(祝日の場合は翌平日)。入館料200円、高校生以下は無料。なお「家族ミュージアムの日」の毎月第3日曜日は無料で入館できます。

内覧会の様子(1)

内覧会の様子

内覧会の様子(2)

内覧会の様子

内覧会の様子(3)

内覧会の様子

内覧会の様子(4)

内覧会の様子

内覧会の様子(5)

内覧会の様子

内覧会の様子(6)

内覧会の様子

内覧会の様子(7)

内覧会の様子

 

内覧会の様子(8)

内覧会の様子

 

内覧会の様子(9)

内覧会の様子

内覧会の様子​(10)

内覧会の様子