ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > クラウドファンディングを学んで活動の幅を広げて

クラウドファンディングを学んで活動の幅を広げて

印刷用ページを表示する掲載日:2022年5月12日更新

​5月12日(木曜日) 市役所

 

市内のまちづくり活動に対して助成をする制度「飛騨市小さなまちづくり応援事業」に今年、さらに活動の幅を広げたり新商品を開発するためにクラウドファンディング(以下クラファン)を活用する事業に対して、その手数料や宣伝費を補助する仕組みが新たに加わったことを受け、広く皆さんにクラファンの基礎を学んでいただく講座を市役所で開催されました。

クラファンは、さまざまな事業を行う場合に資金面などで困難がある際、インターネットのサイトを通じて必要な資金の調達や事業の宣伝活動ができる仕組みです。 市ではこれまで、各種団体のまちづくり事業に対して補助をするなど支援を続けてきました。それに加え、今年度からは、まちづくり活動をよりステップアップさせるための資金集めにクラファンを活用したり、新商品の開発のための資金をクラファンで募る事業者を支援するため、クラファン活用に要する手数料や宣伝費について10万円を上限に全額補助する制度を設けたところです。

今回の講座は、クラファンに関心がある人に基礎を学んでもらい、今後の活発な活動につなげてもらおうと企画したもの。恵那市在住でМОRクラファンサポート代表の園原麻友実さんを講師に招いて開講しました。会場には約30人が訪れ、熱心に耳を傾けていました。 園原さんは、申請や審査、手数料などクラファンの仕組みや、扱っているサイトの種類とそれぞれの特徴、寄付金や協賛金・補助金・借入金との違いなどを分かりやすく説明しました。また、「お金が集まらないこともある」「資金集めを始めてから入金されるまでの期間が長い」などとデメリットも紹介し、手間がかかることもあって一人でやるのは大変なので、仲間や協力者をつくることが大事だとアドバイスしました。また、一番のメリットは共感して応援してくれる人と出会い、広くつながることができることだとし、「ぜひ挑戦して」とエールを送りました。

さまざまなつらさや苦しさを抱える中高生やその家族などに寄り添う居場所づくりの活動を古川町で始めた中村早苗さんは「人とのつながりをつくった上で、いろいろな仕組みをつくっていきたいと考えているので、今回は勉強になりました」などと感想を話していました。

 

講義の様子(1)

講義の様子(1)

 

講義の様子(2)

講義の様子(2)

 

講義の様子(3)

講義の様子(3)

 

講義の様子(4)

講義の様子(4)