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春の風物詩「瀬戸川の鯉の引っ越し」が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年4月4日更新

​4月2日(土曜日)古川町内

古川に春を告げる「瀬戸川の鯉の引っ越し」が行われました。瀬戸川は冬の間、近隣住民が流雪溝として利用するため、鯉は増島城址の堀(天神池)に引っ越しますが、毎年4月には市内外のボランティアや飛騨市観光協会の職員らの手で川に戻されます。


この日は、飛騨の助っ人として様々な場面で力を貸していただいている「ヒダスケ!」の参加者ら約30人が天神池を訪れ、腰まである胴長をはいてさっそく池の中へ。横一列になり、帯状の長い網を使って鯉を池の隅に追い込んだ後、玉網を手にピチピチ跳ねるコイを捕まえ、軽トラックで瀬戸川へ輸送しました。鯉は大きいもので体長80センチ、重さ10キロもあります。


白壁土蔵に沿って悠々と泳ぐ鯉の姿はまるで錦絵のようにカラフルで美しく、観光客らの格好の被写体になっていました。3人の孫を連れて訪れた地元の井西かず子さんは「鯉の放流はテレビでしか見たことがありませんが、現場を初めて訪れ、大きな鯉の迫力に圧倒されました」と話していました。


市観光協会の渡邉隆会長によりますと、世界平和と新型コロナウイルス禍の一刻も早い終息を願い、この日は「いい国」の語呂合わせで1,192匹に増やして放流したそうです。渡邉会長は「飛騨のランドマークである瀬戸川の鯉が帰ってきました。今年は世界中の国々がいい国になるよう1,192匹に増やして放流しました。ぜひ、飛騨市に遊びに来てください」と観光復活に願いを込めていました。

 

瀬戸川の鯉 写真

瀬戸川の鯉 写真

 

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(1)

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真

 

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(2)

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(2)

 

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(3)

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(3)

 

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(4)

瀬戸川の鯉の引っ越し風景写真(3)