3月4日(土曜日)飛騨市文化交流センター
令和4年3月から4月にかけて飛騨市内で撮影された「雑魚どもよ、大志を抱け!」が3月24日(土曜日)から全国公開されます。その公開を前に飛騨市で先行上映会が開かれ、この日は市民ら約600人が鑑賞しました。
この映画は、昭和の終わりごろに、とある地方の町で育つ小学6年生の男子たちが主人公の作品。少年時代の“葛藤や前進”、“出会いと旅立ち”を描く青春物語です。
上映会後には、都竹市長は「本当に素晴らしい映画ができたと感無量です。すべて市内でロケがされ、知っている風景が写り、どんどん物語に引き込まれました。子どもも大人もいろんなことを抱えながら一生懸命生きている、すべての方にとって励まされる作品です。映画制作にあたり、大勢の方のご尽力いただき感謝しています」とあいさつしました。
続いて、原作・脚本でもある足立紳監督と主人公の親友役を演じた田代輝さんが舞台挨拶を行いました。足立監督は「飛騨の方に真っ先に見ていただいて嬉しいです。生まれ育ったところと似たような空気を感じられる地域を探している中で飛騨市を選びました」と振り返り、「映画をみて、生命力や活力を湧き上がると嬉しいです」と作品への思いを語りました。
また、田代さんは「飛騨市の景色や空気が綺麗で、東京にはない魅力を感じたり、貴重な体験ができました」と飛騨市に訪れた感想や演技や作品への思い、撮影現場の雰囲気などを語りました。
映画を鑑賞した市内に住む女性は「飛騨市の見慣れている風景が映画の舞台になってすごく素敵で嬉しかったです。ストーリーもとても感動しました」と笑顔で話していました。
会場では撮影時の様子が分かるパネル展や物販、足立監督のサイン会が行われ、大勢の来場者でにぎわいました。