12月21日(水曜日)市役所
坂本さんは宮城保育園年中の頃に友達の踊りを見てバレリーナに憧れ、古川町のエスポワール・バレエアカデミーでバレエを始めました。今回出場が決まった全国大会は各地の地方大会で10位以内に入った選手が出場するジャパンバレエコンペティション実行委主催の「グランドチャンピオンシップ」で、4・5年の部では約60人が出場するそうです。
坂本さんは今年2月の滋賀大会で3位に入り全国の切符を手にしました。9月の愛知大会では見事に優勝し、グラチャンシップ堂々の出場です。
グランドチャンピオンシップは27日から名古屋市芸術創造センターで始まります。一流選手が勢ぞろいする大会を控え、坂本さんは週末以外も授業が終わると教室を訪れて週5、6日は技を磨いています。当日は代表的なバレエ音楽の一つ「フローラの目覚め」に合わせて、得意なテクニックを披露します。
この日は出場激励会のため、坂本さんは母親の裕子さん、エスポワール・バレエアカデミーの豊口あゆみさんと一緒に市役所を訪れ、沖畑教育長に出場を報告。坂本さんは「落ち着いて、今まで頑張ってきたことを生かして気持ちよく踊りたいです」と意気込みを述べ、また指導する豊口さんは「レッスンは真面目な子で、大会で失敗した時は時間がかかっても地道に修正し、泣きながら頑張っています」と話していました。
沖畑教育長は「体調を整え、悔いのないように最高の踊りを見せてください。あなたの頑張りがつかんだものです。自信をもって楽しく戦って来てくださいね」とエールを送っていました。