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心温まる作品が勢ぞろい「飛騨のてむずり展」を開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年11月7日更新

​10月29日(土曜日)彩り館


飛騨市ケアマネネットワークが10月29日から古川町朝開町の彩り館で「飛騨のてむずり展」を開催しています。
同ネットワークは市内の在宅介護を支援するケアマネ36人が高齢者の生きがいを創出して最期まで充実した人生を送ってもらおうと、今年7月に組織されました。

同展は高齢者が日ごろ自宅などで作っている作品を多くの人に見てもらうことで更なる創作意欲をかき立て、また、来場者には飛騨で「まめに生きる」人たちの温かさに触れ、将来支援が必要になった際、そこを新たなスタートとして生きる力を感じていただくため行われました。

作品はクズのつるで作った籠や吊るし飾りや仏像などの木彫、パッチワーク、張り子のランプシェードなど約80人が作った200点ほどを展示。会場には初日からたくさんの人が訪れ、中には自身の作品の前で家族と一緒に記念撮影を楽しんだり、福祉施設から団体で訪れる人たちも見えるそうです。

古川町の中村康子さんは在宅介護の母親が編み物を出品しているため、作品を撮影して母親に見せようと来場したそうです。中村さんによると「裁縫が得意だった母は『物が見えにくくなった』とリハビリを兼ねて編み物を始め、今では孫や友人に贈るのが楽しみで熱心に作っています。展示は初めてなので写真に撮って『タイトルまで付けて展示していただいたよ』と報告しようと思います」と話していました。

介護施設に勤める宮川町の佐藤孝子さんは刺し子の作品を眺めながら「施設の皆さんに楽しんでもらえる作品がないか探しに来ました。刺し子は作業が細かくて根気が必要ですが、美しくて喜ばれそうですね」と。また、古川町の鈴木恵美子さんは端切れで作ったクロスやティッシュケース、念珠袋などの作品の前で「わが家には義母の着物がたくさんありますが、老後の楽しみのため取っておいて再利用しようと思います」と話し、作品に見入っていました。

 

てむずり展の様子(1)

てむずり展の様子(1)

 

てむずり展の様子(2)

てむずり展の様子(2)

 

てむずり展の様子(3)

てむずり展の様子(3)

 

てむずり展の様子(4)

てむずり展の様子(4)

 

てむずり展の様子(5)

てむずり展の様子(5)

 

てむずり展の様子(6)

てむずり展の様子(6)

 

てむずり展の様子(7)

てむずり展の様子(7)

 

てむずり展の様子(8)

てむずり展の様子(8)

 

てむずり展の様子(9)

てむずり展の様子(9)

 

てむずり展の様子(10)

てむずり展の様子(10)