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気軽なリハビリ方法学んで「シルバーリハビリ体操指導士」に

印刷用ページを表示する掲載日:2022年10月25日更新

10月22日(土曜日)飛騨市図書館
市内の介護従事者や一般の人を対象に、9月17日から毎週土曜日、全6回にわたって開かれてきた今年度の「飛騨市シルバーリハビリ体操指導士養成講座」の最終講義が10月22日にあり、講義終了後には修了式が行われました。

シルバーリハビリ体操は、道具を使わず、いつでもどこでも一人でも、どんな姿勢でも行える体操だそうです。筋力を維持・増強させたり可動域を広げることで、転びにくく、元気に歩いて暮らせる体づくりを目指すもの。飛騨市では、専門のリハビリ職や介護職などの皆さんが多職種で連携し、在宅リハビリサービス提供の体制づくりを目指しており、その一環として実施。修了者に、地域の中や介護現場で気軽なリハビリを広げてもらうことを目的としています。
 
今年で2年目の取り組みで、昨年度は29人が修了し、今年度は17人が受講しました。岐阜県理学療法士会の皆さんが講師となり、体の状態や部位などによって効果的な体の動かし方や、症状に応じたリハビリのやり方を教えたり、今後どのように活動を広げていくかなどについて考えたりしました。
 
最終日のこの日は、4グループに分かれて市内の現状や課題について思っていることを話し合ったり、これまで学んできたことを基にその解決策や自分が実現させたい夢・理想などについて語りました。「雪の多い冬期は、高齢者同士が交流したり住んだりできる拠点を設けては」「学童や若い人と高齢者が集い、交流しながら体を動かしたり、お年寄りの知恵を聞ける場をつくっては」など、寄せられた多くの意見をまとめ、グループごとに発表。和やかな雰囲気で講義を終えました。修了者に対しては、藤井市民福祉部長から「シルバーリハビリ体操指導士」3級の認定証が手渡されました。
 
古川町の重山智子さんは「自分のためと、介護の仕事をしているので利用者さんのお役に立てればと思い、受講しました。覚えるのが大変でしたが、知らなかったことをたくさん知ることができ、自分のためだけでなく、地域の役に立てることが嬉しい。学んだことを仕事で伝えていきたいし、そこから地域へ広がっていけば」と意気込みを話していました。

講座の様子(1)

講座の様子

講座の様子(2)

講座の様子

講座の様子(3)

講座の様子

講座の様子(4)

講座の様子

講座の様子(5)

講座の様子

講座の様子(6)

講座の様子

講座の様子(7)

講座の様子

講座の様子(8)

講座の様子