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ドローンに関する新制度について学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年1月18日更新

1月17日(火曜日)市役所

国による無人航空機に関する新制度が昨年12月に施行されたことを受け、新たに設けられた項目や変更点などについて学ぶ講座「知っておきたい ドローン新制度 勉強会」が行われました。
 
今回の新制度では、機体認証や無人航空機操縦者技能証明、運行ルールが整備されました。有人地帯における目視外飛行(レベル4)が可能となったり、飛行申請の一部が免除されるなどのメリットが生まれた一方、飛行日誌の記録や保管が必要となったり、新たな罰則なども設けられました。市は、関係者の知識向上につなげ、産業分野でのさらなるドローン活用につなげようと勉強会を開きました。
 
当日は、富山ドローンスクール教頭の森本康之さんが講義を実施。仕事や趣味でドローンを所有している人など、飛騨市を中心に市内外から22人が参加しました。
 
森本さんは、国がドローンの操縦者を「趣味で楽しむ人」としてでなく、「無人航空機のパイロット」とし、規則や罰則をどんどん厳しくしてきていると現状を紹介。今後、ドローンの操作に必要な資格が、民間資格から国資格へと移行が進んでいくだろうとの予測を話しました。一方で、今は資格取得試験が始まったばかりで、免許制度の詳細など確定していない内容も多く、今後3~5年のうちに整備されていくことなど今後の動向も説明しながら、新制度の具体的な変更点などを紹介しました。
 
また、免許取得や試験全体の流れなども説明し、「自信があっても、いきなり一等資格を取るのは時間的にも金銭的にもハードルが高い。まずは二等資格を取得してから一等資格に挑戦しては」などとアドバイス。実技試験の内容などを説明する動画なども使いながら、資格取得までの概要を説明しました。

受講した古川町で農業をする70代の男性は「飛騨のきれいな山なみを撮影したいと思い、ドローンに興味を持ちました。今は法令に違反しない畑や田んぼの上で飛ばしています」「私のレベルがちょっと低くて、今日の講義は分からない箇所も多かったです。もっと勉強して免許を取りたいですが、案外たくさん費用がかかるんですね」と驚いていました。

勉強会の様子(1)

勉強会の様子

勉強会の様子(2)

勉強会の様子

勉強会の様子(3)

勉強会の様子

活動の様子(4)

勉強会の様子

活動の様子(5)

勉強会の様子