平成30年から活動を始められた「人形劇団 みやがわ きらり」さんの練習会場にお邪魔してお話を伺いました。
宮川町公民館での練習は、人形がどう動いて見えるのかを自分で確認しながら真剣に練習してみえました。
こちらも真剣に見入ってしまうほどです。
活動のきっかけは、30年くらい前の保育園の母親委員です。
その当時、保育園にあった人形を使って、宮川町の伝説である「嫁ヶ淵」を子どもたちに披露したそうです。
その感動をもう一度味わいたいと考えていた皆さんが中心です。
行方不明になっていた当時の人形が、たまたま見つかったことをきっかけにメンバーに声掛けを行って結成されました。
まんが王国で毎年合宿を行っている『賢プロダクション』の野村道子さんらに指導・協力を受けて、ゼロからのスタートをしました。
まずは人形作りです。特に作り方も分からない中、ペットボトルを利用することで軽く動かしやすい人形が完成しました。
嫁ヶ淵の台本を作ってもらい、効果音などは30年前のものを使えるように加工したり、準備が非常に大変だったとききました。
練習期間もほとんどないくらいで文化祭を迎えましたが、無事披露することができたそうです。
嫁ヶ淵は宮川町に伝わる伝説で、今の子どもたちは知らない子も多いため、なんとか語り繋いでいければとの思いもあります。
今は、宮川町デイサービスで披露するための練習を行っており、12月中に河合保育園でも披露するそうです。
これからも練習を続けて、飛騨市内の色々なところで披露をしていきたいと話してくれました。
メンバーはいつでも大募集中ということです。練習風景を一度見に行ってみてはいかがでしょうか?
団体名:人形劇団 みやがわ きらり
設 立:平成30年8月
会員数:6名
主な活動地域:飛騨市宮川町内
主な活動:人形劇の練習・披露
宮川町文化祭
宮川町デイサービス
河合保育園